2009年04月26日

文鳥

はい、先にお断りしておきます
ブンチョウと言ってもお迎えしたわけではありませぬ

いつものごとく古書店廻りをしていたところ、馴染みの店主が「あ、これも持ってくかい?」と出してくれたのが、山岡荘八著「文鳥」だったのであります

文鳥の読み物は夏目漱石のものが有名ですが、浅学ゆえ山岡荘八のものは初めて知りました。というより、歴史物はほとんど読んでいたのですが、こういった現代(といっても当時のですが)小説も書いていたことに驚きです

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終戦直後の昭和21年5月発行が窺われる、ザラ紙に活版印刷のもので横書きは右からです。旧仮名遣いで日本語が生き生きとしているのが嬉しいです

ということで、こんなものを買い込んできてしまいました
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◎三省堂「世界鳥名辞典」
・吉井正監修 2005年発行
◎小学館「野鳥の歳時記 別巻1 世界の鳥 ユーラシア/アフリカ」
・日本鳥類保護連盟監修 昭和60年
◎小学館「野鳥の歳時記 別巻2 世界の鳥 アメリカ/オセアニア」
・日本鳥類保護連盟監修 昭和60年
◎都祥閣「文鳥」
・山岡荘八著 昭和21年
◎小学館「手芸・園芸・小鳥の手帳」
・中学生の友2年6月号附録 昭和32年

最後の「手芸・園芸・小鳥の手帳」は、「小学〇年生」といった学習月刊誌の中学生版? の附録です。大らかな時代の発行ですので洋鳥の飼いかたより野鳥の飼いかたにページを割いてあります(狩猟法施行後ですのでウグイス、ヒバリ、ウソ、ホオジロ、ヤマガラ、メジロ、マヒワの7種以外は飼ってはいけないことも書かれていて、飼養許可を得ることも明記してあります)

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擂餌鳥の飼いかたには数ページを費やしているのに、ブンチョウやセキセイインコはこの扱いです。かろうじてジュウシマツ(この次のページ全部まで)は野鳥並みの行数で扱われています

当方の生まれる前の話ですので推測でしかありませんが、当時の中学生は昆虫採集の延長のような感覚で野鳥を捕まえてきて飼っていたりしたのかもしれませんね。そういえば、オウム飼いの大先達も「昔はどうしても欲しいトリがいたら現地に行って捕ってきたもんだ」なんて話してたなー
posted by し〜 at 14:54| Comment(6) | TrackBack(0) | 書籍・書評
この記事へのコメント
古書店でも、し〜さんの鳥好きは知られているのですね(*^_^*)
私は古書店はほとんど足を踏み入れた事がないのですが、おもしろい本が見つかるものですね。
個人的には、世界鳥名事典が気になりました。
写真も載っているのですか?
Posted by 卯月桜子 at 2009年04月26日 16:03
桜子さん>

うわっ! 久々の更新なのに素早いコメントビックリです。ありがとうございます

古書店は中高生の時分から秋葉原と神保町を毎日うろついていたもので、秋葉のジャンク屋と同じ感じで、なんか落ち着くんです

「世界鳥名辞典」は絶版になった「コンサイス鳥名事典」の後継に当たるもので、より現在の分類に近い内容になっているので欲しかったものなんです(新品でも買えるのですが古書のほうが安かったもので…)

残念ながら写真はありません。本当に辞書みたいな文字ばかりの本です。巻末に白黒の線画のイラストは載っているのですが、あまり役には立ちそうにありません。そのイラストも残念ながらオウム目はヒインコ、キバタン、ミヤマオウムの三種しか載ってないんです
Posted by し〜@管理人 at 2009年04月26日 16:17
へへへ・・・たまたまパソコンの前に座っていたもので・・・(^^ゞ

そうですか?
写真無しですか?
欲しいような気もしますが、名前だけだと区別がつかない危険性がありますね。
Posted by 卯月桜子 at 2009年04月26日 16:35
桜子さん>

単語を英和辞典で引くような使いかたになると思います。ちょっとした習性や生態、生息域なども記載されています

本文は五十音順ですが、巻末には英名や学名、漢字部首からの逆引きもできる索引がついていますので、洋書を読むときに重宝しそうです(いまどきparrotをオウムって訳してある英和辞典なんて使い物になりませんしね)
Posted by し〜@管理人 at 2009年04月26日 17:59
いくら私でも、そこまで古い本は持ってないですよ〜。
(せいぜい昭和50年代くらい)
でも、昔の鳥の本は、あまり写真とか載ってなくて
(載ってても白黒とかで)
やたらリアルな絵が描かれてて、
さながら大人の塗り絵みたいですよね☆
そ〜言えば、小学生の頃、リアル動物イラストを塗り絵して怒られた(爆)
Posted by なお at 2009年04月27日 19:52
なおさん>

はい、これはもうウチの趣味の領域でございます。現在流通している情報だったら、労せずしていくらでも手に入るのですが、極最新の情報や古い情報も、考える比較対象として欲しかったりするもので…

大正くらいまでの飼育書はなんとか手に入るのですが、明治時代のものが欲しくって古書店巡りを続けています。何回か通っていると、店主が市でそれっぽいのを探しておいてくれたりもするのがありがたかったりします♪

古めの本のイラストのトリさん、実はあんまし可愛くないのが多いですよねぇ〜。あと、昭和中期のカラー写真の変に着色したような色合い(当時の観光地の絵葉書もそうだったな)も好きですが(^^;;;;
Posted by し〜@管理人 at 2009年04月27日 20:51
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